新鮮市場 浜のうたせ

ページID1003003  更新日 令和2年6月11日

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有田市が取り組んでいる5つ星プロジェクトの一つ、箕島漁港プロジェクトにおいて、箕島漁港内に産直施設(新鮮市場 浜のうたせ)が令和2年5月30日(土曜)にグランドオープンしました。

「浜のうたせ」とは

「浜のうたせ」とは、漁師さんにとって思い入れの深い、地元「辰ケ浜」と「うたせ船」から名付けられました。直売施設・飲食施設一体の産直施設として、箕島漁港内にオープンし、連日賑わっています。

豊かな海からとれる新鮮な海産物、全国に誇る有田みかんをはじめとする農産物、その他地域の名産品を豊富に取り揃えた、有田箕島漁協直営だからこそできるプレミアムな産直施設です。

浜のうたせオープン記念式典写真

浜のうたせ店内写真(1)

浜のうたせ店内写真(2)

浜のうたせ外観写真

「浜のうたせ」ロゴマークストーリー

江戸時代後期(1818年頃)、現在の有田市宮崎町の辰ケ浜地区は戸数17戸の小さな漁村であった。しかし、この頃伝わってきた打瀬船漁業の習得で漁業が一気に盛んになり安政元年(1854年)、村は60戸以上の規模となり、発展を遂げ今に至っている。当時、打瀬船は櫓で漕いで網を曳く漁法で、漕打瀬とも手繰網とも呼ばれた。

このマークのように風力を利用する帆船型打瀬船の出現は明治30年(1897年)のことである。この帆船型打瀬船は風が頼りなので凪の日は漁ができないが、ひとたび風を得るとその性能は優れたものがあったと伝わる。幾十隻という打瀬船が白い帆をふくらませ漁をする風景はまことに壮観であったと記録されている。

それから間もなく、この打瀬船にエンジンが付いた。昭和8年(1933年)のことである。以来、船やエンジンなどは改良を重ね現在の打瀬船の姿となった。辰ケ浜の打瀬漁は200年余りの歴史を刻み、今日もその勇姿が躍動する。

浜のうたせロゴマーク画像

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