市長からごあいさつ(令和6年3月)「からだ、こころ、満面の笑み」

ページID1004613  更新日 令和6年3月1日

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写真:望月良男市長


 市長室の私のデスクの上には「目的を見つけよ、手段はついてくる」というマハトマガンジーの言葉が十数年来貼り付いたままです。政策を創るプロセスや市長としての意思決定において、このことを最も大切にし、市長職に向き合ってきました。

 多岐にわたる行政の役割を、分野ごとに目的を見出し、それらを数値化した6年度の当初予算は207億7,700万円と有田市にとって史上3番目に大きい予算規模となりました。有和中学校、産科クリニック、新都市公園などこれまでの大きな投資が目に見える形として実現しつつも、新病院建設や宮原小学校跡地プロジェクトのハード面での未来への投資は継続し、またエンジン01や中学生のドバイ交流など人の成長を目的とした事業も新しく盛り込んでいます。開会中の議会において、それぞれの政策目的をしっかりとご理解いただけるよう説明を果たしてまいります。

 さて、健康スポーツ公園 BIG SMILE PARKがいよいよ3月23日に開園します。大勢の方々に大変お世話になり実現することができたと、感謝と共に皆様の顔が浮かびます。このプロジェクトも、あらゆる世代の市民の皆様が、心も体も健康で笑顔いっぱい幸せな時を過ごすための場所を創るという大きな目的を持っています。

 面積の小さな有田市が、グラウンド施設を確保するためにふるさとの川モデル事業で平成4年~9年まで約46億円を費やした河川敷のグランドも、当時の予想を超え幾度と浸水しては多額の費用をかけ復旧するということを繰り返してきました。これらの解決の要素も含め取組を進めたこの公園を、当初の目的通りに今後、市民に愛される施設にしていかなければなりません。

 敬愛するガンジーの数多ある名言の一つに「行動の最中には静寂を、そして休息においては活気を学ばなくてはならない」とあります。この新公園ではアクティブに運動して笑顔と健康を保つ市民を強くイメージしますが、休息を目的にふと訪れる場所になっている、そんな未来の光景をも希望し、3月23日を迎えたいと思います。

有田市長 望月良男

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