市長の活動（令和3年1月）

1月10日（日曜）「お日待ち」

　矢櫃地区において伝統行事「お日待ち」が開催されました。「お日待ち」の中の行事『裸参り』は約30年間若手世代の減少などにより途絶えていましたが、平成29年1月に復活し、今年は地元の方々や矢櫃地区にゆかりのある方、また、和歌山箕島球友会から9名の方々も参加してくれ、総勢22人が海に入り心身を清めました。前夜は雪が舞った寒い1日でしたが、矢櫃漁港は地域の方や若者達の熱気につつまれました。

　これまで350年続いてきたこの良き伝統が、若い皆さんによって変化しながらも守られ、これからも続いていくことを期待しています。

1月10日（日曜）令和3年有田市成人式

　新型コロナウイルス感染症の影響で、県内でも中止や延期の決定をする自治体がある中、本市では、なんとしても人生の節目を地域でお祝いしたいという思いで協議を重ね、予防対策を十分に講じたうえで式を開催させていただきました。参加者や保護者の皆様一人ひとりが高い意識でご協力いただき、ご理解いただきましたこと、心から御礼申し上げます。

　今年は市内で男性125名、女性133名、計258名の方々が新成人となられました。コロナ禍で、思い描いていた成人の日とは少し違ったかもしれません。大変な時代ですが、このような時代だからこそ、様々なチャンスに出会うことができると思います。物事に「感動する力」を大切に、これからもお互いに大人になり続けましょう。成人の日を迎えられたこと、心からお祝い申し上げます。そして、皆さんのさらなる飛躍、そしてご活躍を心からお祈り申し上げます。

1月11日（月曜・祝日）有田市消防出初め式

　今年も年始めを祝い、1年の安心・安全を誓い合う消防出初め式を開催しました。新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じたうえで、消防団の皆様をはじめ消防関係者の皆さまにご参加いただき、深く感謝申し上げます。

　風水害や豪雨など、毎年様々な場所で地球規模の環境変化が起こっており、新型コロナウイルス感染症とも向き合いながら対応しなければならない局面に難しさも感じますが、一瞬一瞬を大切にしながら皆様と一緒に乗り越えていきたいと思います。

　市民の皆様の安心・安全を守るため、危機管理体制の充実とともに、万が一災害が発生した場合は、消防関係者の緊密な連携のもと、一丸となって取り組んでまいりますので、今後ともご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

1月23日（土曜）和歌山放送ラジオ 「ラジオカフェ」 出演

　和歌山放送ラジオさんからご依頼をいただき、4期目にかける市長としての想いを中心にお話しさせていただきました。その他にも、本当の地方創生とは何なのかについてや、選挙のこと、少子化のことなど、様々なことをお話しする時間をいただきました。

　私の根本には「チャレンジする方、頑張ろうとする方の努力が報われるようなまちをつくっていきたい」ということがあります。好調なふるさと応援寄附金をはじめとした財源を有効に活用し、市民の皆さんが誇りをもてるような、将来の明るいまちづくりのための投資を4年間しっかり続けてまいります。

令和3年度当初予算市長査定開始

　現在、来年度の予算について各部署と徹底的に議論しています。財政基盤が強靱であるなかで、新たなまちづくりの投資の機会は大きなチャンスです。

　来年度は、これまで取り組んできた未来に向かった「変化への投資、継続・成長への投資、持続可能な自治体経営への投資」に積極的に取り組み加速させていくことはもちろん、特に少子化対策や子育て支援、移住定住の促進を重要な柱の一つとして強化することに重点を置いています。皆様から様々なお声をいただく中で、本当に必要なことは何なのか、本質を見極めながら、熟考してまいります。