市長からごあいさつ（令和3年5月）「マスク越しの笑顔咲く」

　福島県を出発した東京オリンピック2020の聖火が先月有田市にもつながり、11名の聖火ランナーの皆様のリレーにより、まちに光をひろげていただきました。

　スポーツを愛する人だけでなく、皆様がマスク越しの笑顔で、静かに応援していただき、コロナ禍での開催へのご協力いただいた事に感謝申し上げます。

　さて、市内スポーツ施設の核となるものとして、昨年オープンした「えみくるARIDA」は多くの皆様にご利用いただき、大変好評をいただいております。健康寿命の延伸、増進を目的としたビッグスマイルプロジェクトの一つとして様々な取り組みを進めるなか、この度、厚生労働大臣から健康増進施設の認定もいただき、医療機関とも連携することとなり、より充実した利用をいただけるものとなりました。今後も、隣接地に令和6年完成予定の新都市公園を整備し、あらゆる世代が健康的な生活を送ることができる施設の実現のため取り組んでまいります。

　ご承知のように、本市は元来、高校野球をはじめスポーツが盛んなまちであり、スポーツを通じて、市民の皆さんの笑顔がありました。来月には市民会館において開催される上方演芸会でも笑いをいただく機会もありますが、スポーツの祭典オリンピック開催を契機として、「笑（え）み来（く）る」の名前の通り、スポーツを通じて心も体も健康となり、「笑み」があふれるまちとなるよう、取り組みを進めてまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有田市長　望月良男