市長からごあいさつ（令和3年3月）「未来への投資」

 

　桜の開花予想が言われ、桜、梅、桃などたくさんの草花が咲き誇る季節を迎えました。市長室のある秘書広報課にも、いただいたフリージアの花を置かせていただいており、みかんの花とは一味違ったいい香りを楽しんでいます。

　さて、市政において3月は次年度事業に係る予算案を議会に提案させていただく時期です。来年度予算においては、有和中学校建設工事費やえみくるARIDA周辺の新都市公園整備事業など未来への投資に関する予算を計上しております。また、優先すべき課題である少子化対策、子育て支援、移住支援施策については、財源としてふるさと応援寄附金を活用し、人生の各ステージを応援するため、これまでとは一味も二味も違った新規事業を立ち上げました。具体的には、新婚家庭に向けた引っ越し費用等への支援、出産のお祝い金、小中学校入学時の節目応援金、高校生医療費無料化などを、次代を担う方々への未来を応援するパッケージとして、先に示した予算編成方針のとおり重点的に強化し、積極的な予算案を取りまとめたところです。

　また、未だ終息の見えないコロナ対策については、国からの交付金を有効活用し、感染拡大防止に引き続き取り組み、経済対策としても、飲食業者様への応援としてフードチケット再配布に係る予算も計上することとしており、切れ目なくコロナ対応を実施していく予算案も併せて3月議会にご提案し、皆様にご説明させていただきます。

　卒業や引っ越しなど人生の節目を迎え、違った場所でのチャレンジをされる方も多いかと思われますが、本市においても変化への投資をはじめ未来への投資に積極的に取り組んでまいりますので、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有田市長　望月良男