市長からごあいさつ(令和3年1月)「着実な歩みを重ねて」

ページID1003251  更新日 令和3年1月1日

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写真:望月良男市長


 市民の皆様には、健やかに新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。また、昨年中は、市政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、心より御礼を申し上げます。

 昨年は、日本はもとより世界中で新型コロナウイルス感染症が蔓延し、私たちの生活が一変した年でありました。有田地方におきましても感染が確認され、市立病院では即座に有田圏域の感染症指定病院としての使命を果たすべく、有熱者外来を設置するなどし、今もなお、感染症に対応しております。また、全国的に不足していた時期に、市内企業様から寄付いただいたマスクを自治会様と協働で全戸配布し、その後速やかにコロナ対策として、新型コロナウイルス感染症対策応援基金の創設、水道料金の3ヶ月間免除などの即応施策を講じ、現在は、フードチケットや地域活性化商品券を活用するなど、市内経済を停滞させない施策に切り替え実行しております。

 こうした状況の中、9月に行われた市長選挙におきまして、12年ぶりの選挙戦を経て当選させていただき、4期目となる市政のかじ取り役を担わせていただくこととなりました。市民の皆様からのご期待に応えるべく、市長という重責を胸に刻み、全身全霊をかけて市政運営に邁進してまいります。

 さて本年は、令和6年開校となる新中学校「有和中学校」の建設工事がいよいよ始まります。現在、設計段階となっておりますが、「日本一の中学校をつくる」という目的のもと、しっかりと財源を確保し、協議を重ね提案させていただきます。併せて、施設だけでなく教育環境においても、子どもたちが明るく、元気いっぱいに通いながら、楽しく学ぶことができ、豊かな心を育む中学校となるよう取り組んでまいります。

 また、本年3月には「第5次有田市長期総合計画」を策定します。これは令和3年度からの8年間、市政の方向性を決める重要なものであるため、皆様方のご意見を聴きながら、本市の更なる発展に向けて次世代へと引き継ぐ基盤となる計画となるよう協議を重ねてまいります。

 コロナ禍の収束が見通せない中、また人口減少、少子高齢社会が進む中ですが、これまでの持続可能な自治体経営への投資に積極的に取り組むとともに、少子化対策や子育て支援、移住定住の促進などを重要な柱として取り組んでまいります。

 今年の干支は「丑」でありますが、迅速かつ着実に変化に対応し続けることで、有田市が将来も変わらないまちであり続けるため“ぎゅう”っと中身の詰まった一年にしたいと思いますので、市民の皆様にはより一層のご参画とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 結びに、今年一年が皆様にとりまして、健やかで幸多く、輝かしい年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

                                          有田市長 望月良男

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