市長からごあいさつ(令和元年8月)「不易流行」

ページID1002617  更新日 令和1年8月2日

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写真:望月良男市長


 2回目となる東京オリンピック開幕式まであと1年を切りました。55年前の前回の東京オリンピック当時の日本は、高度経済成長期にあり、家電製品や企業によるオンラインシステムが普及し始めるなど、社会構造が大きく変化する時代にありました。その後の情報通信の発展が、現在の高度情報化社会を形成しています。

 先月、第1回有田市立中学校統合準備委員会が開催され、色々な角度からの議論がなされました。教育委員会及び関係各位のご尽力に感謝を申し上げます。ハード面、ソフト面の双方について、未来に向けた新しい学校を今から建設するからこそ、広くそして深く考え抜かなくてはなりません。当委員会では、通学における安全対策や防災対策、統合プロセスの透明化など、皆様からのご意見を踏まえ、新たな中学校の在り方、未来へのビジョンを大いに議論していただきます。

 一方、情報社会における新たな価値「ソサエティ5.0」と教育をいかに結びつけ、未来の教育環境を創り上げるのか、これも今まさに時宜にかなった命題です。例えば、ICTの先端技術を効果的に活用できる環境を整えれば、世界中の優秀な指導者から学ぶことが可能になります。また、教育データを活用することで、個々の子供の状況を継続的に把握でき、様々な視点でのきめ細かい教育支援が実現します。このようなICT環境を基盤とした最先端技術・教育ビッグデータがしっかりと備わった環境で、有田市の中学生たちが、たくましく学ぶ姿がイメージされます。時代の転換期にある今だからこそ、最先端となる中学校をめざして、一つひとつの課題と向き合い、丁寧に積み重ねてまいりますので、何卒、皆様のご理解とご協力のほど、深くお願いを申し上げます。

                                         有田市長 望月良男

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