市長からごあいさつ(平成31年3月)「共に創る」

ページID1002450  更新日 平成31年3月1日

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写真:望月良男市長


 先日、「地域共創フォーラム2018~多世代で考える有田市の支え合い~」を開催しました。予想を超えた大勢の参加者が集まり、熱気があふれる会場の様子を見て、大変うれしく思いました。

 このイベントでは箕島高等学校の生徒が、課題研究授業で市内の団体や高齢者訪問を通して見えたものを基に考察し、高校生ならではの視点で政策提言をしました。

 その中で高校生が「高齢者が元気なまちはすべての世代にとって魅力のあるまち」という仮説をたて、約半年間現場でヒアリング活動などを行った結果、仮説が間違っていなかったと実感したことを発表しました。自ら仮説をたて、検証しながら進んでいく高校生の姿を見て、このような高校生が私たちのまちにいることが素晴しく、誇らしい気持ちになりました。

 また、フォーラムの中では矢櫃地区における高齢者の生活課題についての話も行いました。矢櫃は高齢化率や空き家率が高く、また、ごみ出しなど生活の利便性においても多くの課題があります。矢櫃活性化等の取り組みを行ううえで、課題を集めてどうしていくかという視点ではなく、昔ながらの地域コミュニティが残り、綺麗な海が眺められる風光明媚なまちであるところを取り上げていくことで、人が訪れるまちにしていきたいと考えています。市も地域の皆さんも一緒に、それぞれの得意を持ち寄って取り組みを進めることで、まちの魅力が認められ、人が集い、またそれが地域の誇りにつながるというイノベーションが起これば、おのずと課題解決に向かっていくのではないでしょうか。

 春の訪れとともに、また新たな気持ちで一歩を踏み出していきたいと思います。

                                         有田市長 望月良男

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