市長からごあいさつ(平成31年1月)「新たな未来の幕開け」

ページID1002338  更新日 平成31年2月4日

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写真:望月良男市長


新年あけましておめでとうございます。市民の皆様には希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、昨年中は、市政各般にわたり格別のご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

昨年を振り返りますと、8月の台風20号や9月の台風21号、24号と3つもの台風が有田市に接近し、暴風による家屋の一部損壊や農業施設の被害、長時間に及ぶ停電の発生、また高潮による床上・床下浸水等の甚大な被害が発生するなど、いつになく災害に見舞われた年でありました。しかし、一方ではこれまで取り組んできた各分野での事業が、実を結びスタートした年でもありました。

子育て施策におきましては、図書館跡に有田市子育て世代活動支援センター「Waku Waku」をオープンさせ、子どもがのびのび遊べる場所、また親御さん同士の子育てに関する情報交換等、交流の場として、市内外を問わず多くの子育て世代の方々にご利用いただいております。また、産業振興施策におきましては、「西海岸エリア5つ星プロジェクト」において、地ノ島の活性化策の一環として、西日本初の「無人島シネマキャンプ」を開催するなど、地ノ島を活用し、盛り上げるため、地域や民間企業の方々と一緒に考え、話し合い、協働することで様々なイベントを展開し、関西圏をはじめとした多くの方々にお越しいただくことができました。

そして新たな事業としまして、初島地区に屋内型のプールを備えた健康増進施設をはじめとした運動型都市公園を整備する「BIG SMILEプロジェクト」があります。本年より施設の建設に着工する予定であり、スポーツを通じ市民の皆様が集い、幅広い世代が交流する拠点となるよう整備してまいりたいと考えております。

また、インフラ整備において、完成が待ち望まれている有田海南間の新国道42号バイパス工事は、着々と進んでおり、一日も早い完成に向けて引き続き、積極的に国へ要望してまいります。

今後、この有田市の素晴らしい自然と向き合い、いかに守り、いかに活かしていけるのかを今を生きる私たちがしっかりと考え、次世代へと引き継ぐべく、「有田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」をはじめとして、未来に向けた施策を実行してまいります。そのためには、世の中の動向を注視しながら、有田市全体をとりまく環境変化に柔軟に対応していく取組みが必要であります。

平成の元号では最後の新年を迎え、5月には新元号による新たな時代が始まります。平成を次の新しい元号へとつなぐ重要な一年と位置づけ、未来に向けた投資によってイノベーションを起こし、発展させていくことで、有田市にとって新たな未来へと歩を進める幕開けの年にしたいと思いますので、市民の皆様には一層のご参画とご協力をよろしくお願い申し上げます。

結びに、本年が皆様にとりまして、幸多き年となりますことを心からお祈りいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

                                        有田市長 望月良男

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