泌尿器科

ページID1000667  更新日 平成30年12月14日

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診療科の特色

泌尿器科は、腎臓、膀胱などの尿路系と陰茎、前立腺などの男性性器系を主な対象とする臨床科です。
患者様が泌尿器科を受診する症状で多いものは、尿が出にくい、トイレまで我慢が出来ずに尿をもらしてしまう、血尿などの排尿に関する症状です。
人口の高齢化に伴い、前立腺肥大症、前立腺癌などの前立腺疾患が増加しています。前立腺肥大症は、高齢男性が排尿症状を呈する原因疾患として代表的なものです。現在では、薬物療法の進歩に伴い手術をしなくても症状が改善するようになってきています。次に前立腺癌は最近急増している悪性疾患です。血液検査でPSAを測定することで早期発見できます。PSAが異常値の場合、前立腺生検を行います。そして、前立腺癌と診断された場合には、転移の有無を検査します。転移がなく根治手術の適応であれば、和歌山県立医科大学泌尿器科に紹介しロボット支援下前立腺全摘除術が施行されます。手術の適応でなければ、当科で薬物療法(ホルモン療法)を行います。
60歳以上の男性で痛みのない肉眼的血尿を呈した場合には、膀胱癌である可能性があります。診断のため膀胱鏡検査を行いますが、当科では、軟性膀胱鏡を用いますので、従来のような痛みを伴わずに診断が可能です。膀胱癌の約7割は筋層非浸潤癌です。この場合は、当科で経尿道的膀胱腫瘍切除術を施行し治療が完結できます。しかし、筋層浸潤癌の場合には、当院で治療が完結できないため、和歌山県立医科大学泌尿器科に紹介し膀胱全摘除術や放射線療法が施行されます。
尿路結石の外科的治療に関してですが、2014年7月以降は、泌尿器科常勤医が1名となったため、施設基準により従来行っていた体外衝撃波結石破砕術(ESWL)が施行できていません。結石の保存治療は当科でも可能なのですが、砕石が必要となった場合には他施設に紹介させて頂いております。また、毎週水曜には、和歌山県立医科大学泌尿器科から非常勤医師を派遣して頂いております。当科で治療が完結できない場合には、大学の泌尿器科への紹介がスムーズになされるようになっています。泌尿器科症状を呈する患者様は安心して当科を受診してください。

漢方外来

担当医師 渡辺 俊幸 副院長

当院の漢方外来は、2014年7月に開設し、2015年4月からは私が担当しています。現在は毎週水曜の午前中に泌尿器科外来2診で診察しています。私の漢方診療に対する考え方は、西洋医学が完璧であれば漢方の出番は、ほとんどないと思います。しかし、今の西洋医学で治らない、検査値はすべて正常だと言われたけれど確かに自覚症状はある、そんなことが少なからずあります。そんなときに漢方薬が西洋医学の補完治療として役立ちます。すなわち、漢方治療を知ることは、『医療の幅を広げる』と考えています。
西洋医学では、患者さんの症状から種々の検査をして病名を決めます。そして、病名に応じた治療がなされるのです。一方、漢方治療では、現代医学的病名が決まらなくても処方ができます。漢方専門医は、患者さんの訴えを聞いてから、舌や脈や、おなかの診察所見を根拠に処方を決めます。私は、日本東洋医学会会員ですが、専門医ではありません。私の漢方外来では、主として患者さんの訴えから処方を決めています。初回の処方で自覚症状が治れば良いのですが、ダメな場合は、次回診察時に別の処方に変更します。
西洋医学的治療に比べ漢方薬が有効な症状としては、冷え性、更年期障害、食欲不振、疲れ・だるさなどがあります。一方、癌や炎症性疾患に関しては、西洋医学的治療が必須であると思います。
上記のような症状でお困りの方は、是非当院漢方外来にご相談下さい。

診療担当医

医師

渡辺 俊幸(わたなべ としゆき)

補職名
副院長
経歴
和歌山県立医科大学卒
認定資格
医学博士/日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本東洋医学会員
専門分野
泌尿器科一般

西澤 哲(にしざわ さとし)

補職名
非常勤医師(和歌山県立医大)
経歴
和歌山県立医科大学卒
和歌山県立医科大学大学院修了
認定資格
医学博士
日本泌尿器科学会専門医・指導医
専門分野
泌尿器科一般

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