漁業の概要
有田市は紀伊水道に面した和歌山県の北西部に位置し、大阪湾からの内海系水と、南からの黒潮分支流の影響を受けるため資源が豊富で漁船漁業を中心とした沿岸漁業の盛んなまちです。
主に営まれている漁業は小型機船底びき網漁業、瀬戸内海機船船びき網漁業、大型定置網漁業、一本釣り漁業、刺網漁業などです。市内には箕島町漁業協同組合、初島漁業協同組合、逢井漁業協同組合、千田漁業協同組合、北箕島漁業協同組合の5つの漁業協同組合がありましたが、2008年10月1日にこれら5つの漁業協同組合が合併し、『有田箕島漁業協同組合』となりました。
主な漁獲物としては、タチウオ、シラス、イカ、サバ、アジ、マダイ等があります。中でもタチウオの漁獲量は日本一であり、全国のタチウオの水揚量の11.1%(平成28年)を占めています。
この他、シラス加工や地元で水揚げられた新鮮な魚を原料に「かまぼこ」「ほねく」(魚のすり身を揚げたもの)「えびせんべい」などの水産加工業も盛んです。
有田市の年齢別漁業就業者数
年齢 |
15~19歳 |
20~24歳 |
25~29歳 |
30~34歳 |
35~39歳 |
40~44歳 |
45~49歳 |
50~54歳 |
55~59歳 |
60~64歳 |
65~69歳 |
70~74歳 |
75歳以上 |
合計 |
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人数 |
2人 |
17人 |
16人 |
12人 |
16人 |
15人 |
33人 |
38人 |
37人 |
30人 |
43人 |
22人 |
33人 |
314人 |
【2018年漁業センサスより】
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