食品ロス削減について
食品ロスとは
「食品ロス」とは、「食べられるのに廃棄される食品」のことを言います。
わが国では、平成29年度推計で年間約2,550万トンの食品が廃棄物として排出されていますが、そのうち612万トンがまだ食べられるのに廃棄されているといわれています。
612万トンのうち、事業系が328万トン、家庭系が284万トンであり、食品ロスの半分近くが家庭から排出される生ごみの中に含まれることになります。
食品ロスの削減の推進に関する法律
国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、国民運動として食品ロスの削減を推進するため、食品ロスの削減の推進に関する法律が制定され、令和元年5月31日に公布されました。
家庭で発生する食品ロスにはどのようなものがある?
家庭で発生する食品ロスは、大きく3つに分類されます。
- 食卓にのぼった食品で、食べきれずに廃棄されたもの(食べ残し)
- 賞味期限切れ等により使用・提供されず、手つかずのまま廃棄されたもの(直接廃棄)
- 厚く剥きすぎた野菜の皮など不可食部分を除去する際に過剰に除去された可食部分(過剰除去)
食品ロスを減らすためにできること
買い物のとき
買い物前に冷蔵庫の中の在庫を確認したり、食べきれないほどの食材を買いすぎないようにしましょう。すぐに食べる商品は、賞味期限や消費期限の長い商品を選択するのではなく、陳列順に購入しましょう。
調理のとき
調理のときは、食べられる分だけ作るようにしましょう。また、食材が余ったときには、使い切りレシピを検索してみましょう。
保存のとき
食べきれなかった食品については、冷凍などの傷みにくい保存方法を検討しましょう。また、保存していた食べ残しを忘れてしまわないように、冷蔵庫の中の配置方法を工夫しましょう。
外食するとき
まずは食べきれる量の注文を心がけましょう。残ってしまった場合には、ドギーバッグ等で持ち帰ることができるかどうかを確認してみましょう。特に宴会では食べ残しが多く出ますので、料理を楽しむ時間を取るようにしましょう。
食品ロス削減月間
毎年10月30日は食品ロス削減の日です。
また、10月30日を含む10月は食品ロス削減月間とされています。
みなさんもこの機会に、食品ロスを減らすために、「食べ物を無駄にするのは、もったいない」と一人ひとりが心がけ、できることから始めてみませんか。
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