有田市

須佐神社

  社伝によると和銅6年(713)、今の神社の山頂に吉野郡西川の峯より移されたが、海上を通る船舶が帆を下ろして敬意を表しないと難破をしたので、間もなく現在の地に移したということになっています。従って、海上安全守護の神として、又一面災難除の神として、戦前は武運長久の神、戦後は交通安全の神として信仰を集めています。もともと剣難除の神として信仰篤く、延喜式神名帳(927)には名神大社と記されており、明治4年県社になっています。豊臣秀吉の紀州ぜめの時に戦火に会い、現在では古文書は何も残っていませんが、徳川時代は紀州藩の擁護を受けており、吉宗奉納の因州住景長作の大刀(重要文化財)を社宝として保存しています。なお、神社の紋は全国でも珍しい夏桃です。毎年10月14日に行われる千田祭りには、神前に供えられた6枚の鯛を奪い合う荒々しい祭りで、鯛を手にすると一年間大漁といわれています。


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