有田市

市長からごあいさつ 【11月】

受け継がれていく地域文化

 

 

 心地よい秋風が心身ともに爽快感をもたらせ、秋の深まりを感じる素晴らしい季節を迎えましたが、皆さん方におかれましてはそれぞれの秋を満喫されていることと思います。

 先月は市内各地で秋祭りが開催されましたが、地域における伝統文化の継承のため日夜、子どもたちに笛や太鼓、獅子舞のご指導をいただくことで地域コミュニティを育まれた自治会をはじめ関係者の皆さん方に感謝申し上げます。

 私が自宅近くで子ども獅子舞を見ていた時、関係者の方から「お祭りの練習といった機会をもつことにより、地域の大人と子どもの親密感が深まり、大人と子どもの垣根を超え、時には冗談を言い合いながら友達感覚で接することができ嬉しく思っている。このコミュニケーションこそがいざという時に子どもたちを救うことに繋がる」という感動的なお話しを伺いしました。

 また、元気一杯に獅子を舞う子どもたちの視野が狭くなったときのことですが、獅子舞が鉄柵から飛び出た金具に近づき、私は「あっ危ない」と思った瞬間、優しい表情で子どもたちを見守っていた関係者の方がさりげなく、すっと金具に手をさしのべ、子どもたちを事故から守りました。子どもたちはそんなことには気がつかずに元気良く獅子舞を演じていましたが、そのさりげないそして愛情溢れる思いやりから地域コミュニティの原点を垣間見た心境でした。

 このような地域ぐるみの活動は伝統文化の継承は勿論のこと、子どもたち同士の繋がりや地域愛を育んでいるということを改めて実感しました。

 話は変わりますが以前、東北地方のある被災地では獅子舞の伝統文化が残る地域から高台移転等が進み、コミュニティの再構築が他地域よりスピーディーに進んでいるといった話を耳にしました。

 私はこの「子ども獅子舞」というひとつの伝統文化がもたらす地域コミュニティの原点を再認識するとともに今後、まちづくりを進めていく中で忘れてはならない大切なことと肝に銘じました。

 関係者の方のお話や子ども獅子舞の光景を思い起こし、秋晴れの空のように何とも爽やかな気持ちになれたことを皆さん方にお伝えしたく、今回ご紹介させて頂きました。

 

 

有 田 市 長   望  月  良  男

                             

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